2017年05月09日

2017年05月09日

形容詞と形容動詞

塩釜の学習塾エンカレッジ、千田です。

昨日は中3の英語の授業があったのですが、
happyは幸せな、うれしいという訳で、形容詞だよねと話していたら、
形容詞って言い切りがイではないのかという質問がありました。

確かに国語ではそのように習いますが、英語では少し異なります。

国語の場合は、
形容詞は言い切りがイ
例)うれしい、大きい、暑い、おもしろい、優しいなど
形容動詞は言い切りがダ、デス
例)新鮮だ(です)、親切だ(です)、優秀だ(です)、元気だ(です)など

形容詞と形容動詞はどちらも、
「人やものの様子や状態をあらわす品詞」です。

「うれしい」⇒人の様子・状態をあらわしている
「新鮮だ」⇒ものの様子・状態をあらわしている
happyの「幸せな」という訳も、言い切りは「幸せだ(です)」です。

しかし、英語の場合は形容動詞という品詞はありません。
英語だと、形容詞と形容動詞をひっくるめて形容詞と分類しています。

形容詞と形容動詞で言い切り方が違うのは日本語の都合で、
英語には関係ないですね。

英語の授業で国語っぽい内容の上に、却ってややこしくしてしまいそうなので、
説明しようか迷うのですが、ちょうど質問もあったので話しました。

意外と興味を持ってくれたのが嬉しかったです。

他にも違いがありますが、あまり深入りしないほうが良さそうです。
国語と英語では品詞の定義の仕方が少し違うんだというイメージで良いと思います。

直接テストに出るわけではない部分であっても、
疑問点をすっきり解消できる説明を心がけます。

ホームページもご覧ください。

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